わたしたちのからだのなかには多くの細菌やウィルスがすみつき、からだの外もたくさんの細菌やウィルスに取り巻かれて生活しています。こうした細菌やウィルスのなかには、わたしたちのからだを傷めつけ、
さまざまな病気を引き起こすものも少なくありません。
それでも、わたしたちが元気に生きていられるのは、からだのなかに生まれつき備わっている免疫機能のはたらきのおかげです。免疫機能が体内に侵入してきた細菌やウイルスをやっつけ、排除してくれているのです。

それだけでなく、免疫力が強ければ、ガンの発病も予防することができます。人間のからだはつねに新陳代謝をくり返しています。新陳代謝にはさまざまな役割がありますが、代表的なものは、新しい細胞をつくり出し、古くなった細胞と交換するというものです。交換する際には、古い細胞とそっくり同じものを複製しますが、遺伝子DNAに異常があると、奇形細胞という傷のついた細胞をつくり出してしまいます。こうした奇形細胞の一つがガン細胞なのです。

体内の異物を攻撃し排除する免疫細胞は、奇形細胞を細菌やウィルスと同じ異物として認識し、攻撃します。

マカには免疫力を高めるはたらきがある

人間の免疫機構のはたらきは、主として骨髄でつくられる白血球によって行われます。体外から細菌やウィルスなどが侵入したり、突然変異によって奇形細胞ができたときには白血球がはたらき、それらの異物に活性酸素や抗体などの「ミサイル」をぶつけ、死滅させます。また、白血球が直接異物を食べてしまうこともあります。

白血球には多くの種類があり、代表的なものが好中球、マクロファージ、B細胞、T細胞などです。
免疫力が過労やストレス過多が原因で低下し、細菌やウィルスの勢いが免疫力を上回ると、さまざまな病気が発症します。

免疫力の最大の敵は老化です。加齢によって心身のパワーが衰えると、免疫力も低下し、ガンなどの病気にかかりやすくなって老化が加速されます。年をとればとるほど、こうした悪循環に陥りやすくなります。
したがって、いつまでも健康に長生きしようと考えるなら、免疫力を強化しなければなりません。そのはたらきを備えているのがマカなのです。

マカがどのようなかたちで免疫力を高めていくのか、そのくわしいメカニズムはまだ明らかになっていません。
おそらく、マカに含まれる豊富な栄養素がおたがいに作用して免疫機能のはたらきを活性化するのではないか、と考えられています。
科学的な裏づけはまだですが、マカによって免疫力が高くなった、という臨床例は数多く寄せられています。

今後、研究が進めば、メカニズムの解明はもちろん、効果をさらに高めていくことも可能になります。